40代から、ダイエットが難しくなったと感じる理由

 

 ちゃんと頑張ってきた人ほど、痩せにくくなってしまうことがある

「もう何度目だろう」

体重が戻ってしまった数字を見て、そう思ったことはありませんか。

食事量を減らしたこともあるし、甘いものを控えた時期もある。

流行りの方法も、一通りは試してきた。

それでも、思うようにいかない。

むしろ年々、前より難しくなっている気がする。

そんな感覚を持っている人は、実は少なくありません。


体は、年齢と一緒に静かに変わっていく

20代や30代の頃と、今とでは、

生活も体も、同じではありません。

仕事や家のことに追われ、

自分のことは後回しになりがちで、

気づけば疲れが抜けにくくなっている。

体の変化は急に起こるわけではなく、

少しずつ、気づかないうちに進んでいきます。

それなのに、

やり方だけが昔のままだったとしたら。

体が戸惑ってしまうのも、無理はないのかもしれません。


「食べていないのに痩せない」という不思議

食事量は減らしている。

間食も我慢している。

それでも体は動かない。

この状況に、

「自分は意志が弱いのかもしれない」と感じてしまう人は多いですが、

実際には、体が必死に守ろうとしているだけのこともあります。

足りないものが続くと、

体はエネルギーを節約しようとします。

それは、とても自然な反応です。


体重より先に、見てあげたいもの

体重は分かりやすい指標ですが、

それだけで体の状態すべては語れません。

最近、ちゃんと眠れていますか。

日中、強い疲れを感じていませんか。

食後、ホッとできていますか。

こうした小さな感覚は、

体からの大事なサインでもあります。

それを無視したまま体重だけを動かそうとすると、

どこかで無理が出てしまいます。


我慢が続く方法は、長くは続かない

我慢すること自体が悪いわけではありません。

ただ、それがずっと続く形かどうかは、別の話です。

「いつまで我慢すればいいんだろう」

そう思いながら続ける方法は、

どこかで息切れしてしまいます。

特に、40代・50代の体には、

気合いよりも、無理のなさのほうが大切になってきます。


ここまで向き合ってきたこと自体が、ひとつの事実

うまくいかなかった経験があったとしても、

それは「何もしてこなかった」という意味ではありません。

むしろ、

どうにかしようと考え、行動してきた時間があったということ。

だからこそ、

次は少し違う視点で体を見てみてもいいのかもしれません。

減らすかどうかではなく、

整っているかどうか。

その問いかけだけでも、

これまでとは違う向き合い方が始まることがあります。

 

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