「食べてないのに痩せない…」40代のその悩み、朝のタンパク質不足が原因です

「食事の量を減らしているのに、なぜか痩せない…」

「夕方になると、甘いものが無性に食べたくなる…」

もしあなたがそんなお悩みを抱えているなら、毎日の**「朝食」**に原因が隠されているかもしれません。

特に、家事や仕事で忙しい朝、「パンだけ」「おにぎりだけ」で済ませていませんか？ もしくは、「時間がないから…」と朝食を抜いてしまうことはないでしょうか。

実はその習慣こそが、日中のドカ食いや体調不良を招き、あなたを痩せにくくさせている大きな原因なのです。

要注意！「炭水化物だけ朝食」が食欲を乱すワケ

朝は時間がないからと、パンや白米といった炭水化物だけで朝ごはんを済ませてしまう。一見、カロリーは抑えられているように感じますよね。

ですが、ここで**「タンパク質」**が不足すると、私たちの体の中では大変なことが起こります。

それは、日中の「糖質」と「脂質」への欲求が、非常に高まりやすくなること。

「午前中は我慢できたのに、お昼ご飯でつい大盛りや揚げ物を選んでしまった…」

「夕方になると、無性にお菓子が食べたくて仕方なくなる…」

こんな経験、ありませんか？

これは意志の弱さのせいではありません。朝の栄養バランス、特にタンパク質不足が原因で、食欲のコントロールが難しくなっているサインなのです。

心と体のカギを握る「幸せホルモン」の素

「なぜ朝のタンパク質がそんなに大事なの？」と思いますよね。

その秘密は、タンパク質に含まれる**「トリプトファン」**という成分にあります。

幸せホルモン「セロトニン」の”材料”です

トリプトファンは、体内で自然に作ることができないため、食事から摂る必要がある大切な栄養素です。

そしてこのトリプトファンは、私たちの心と体に大きな影響を与える**「セロトニン」**というホルモンの”材料”になります。

セロトニンは、よく**「幸せホルモン」**と呼ばれていて、その働きはまさに縁の下の力持ち。主にこんな働きをしてくれます。

• 心の安定：イライラや気分の落ち込みを抑え、精神を落ち着かせる。

• 食欲のコントロール：満腹感を与え、過剰な食欲を抑える。

• 睡眠の質の向上：夜になると「睡眠ホルモン」に変化し、質の良い眠りをサポートする。

つまり、朝、材料となる**トリプトファン（タンパク質）**をしっかり摂ることで、日中はセロトニンがしっかり働き、食欲と心を安定させてくれるのです。

もしセロトニンが不足すると、食欲が乱れるだけでなく、寝つきが悪くなったり、代謝が鈍くなったりと、まさに**「太りやすく痩せにくい」**状態に直結してしまいます。

忙しい朝でも大丈夫！手軽なタンパク質アイデア

「そうは言っても、朝からお肉や魚を焼く時間なんてない！」

ご安心ください。私も同じです（笑）。

今は、本当に手軽にタンパク質が摂れるものがたくさんあります。

• ギリシャヨーグルト（普通のヨーグルトより高タンパクです）

• 納豆

• ゆで卵（前の晩に作っておくと楽ですね）

• 無調整豆乳やプロテインドリンク

• お味噌汁に卵を落とす、豆腐を入れる

いつものパンに、ヨーグルトをプラスする。

おにぎりに、ゆで卵をプラスする。

まずはこれだけでOKです！

この小さな一歩が、あなたの体と心に驚くほどの変化をもたらしてくれます。

まとめ：痩せるための第一歩は「朝のタンパク質」から

ダイエットというと、つい厳しい食事制限や苦手な運動をイメージしてしまいますよね。

でも、これまで多くの女性をサポートしてきた私が断言します。

体を変えるための大きな第一歩は、「朝食を見直すこと」です。

そして、ただ食べるだけでなく、**「タンパク質をプラスする」**こと。

これが、食欲を安定させ、リバウンドしない体を作るために、何よりも必要なことなのです。

もし、あなたが「またリバウンドするのでは…」という不安や、「食べたら太る」という思い込みから解放され、安心して続けられる方法を探しているなら、ぜひ一度、實川にご相談ください。

あなたの体質やライフスタイルに合わせた「整える」食事法で、一緒に最後のダイエットを成功させましょう！