ダイエットは「できた日」より「できなかった日」の考え方で決まる

「昨日、食べすぎちゃいました」

「せっかく体重が減ってたのに、外食しちゃって…」

「またやっちゃいました」

ダイエットの相談をしていると、こういう話は本当によく聞きます。

でも、私はこれを聞いても、

「じゃあ昨日のダイエットは失敗ですね」

とは全く思いません。

だって、外食する日もありますよね。

甘いものを食べる日もある。

家族で出かければ、いつも通りの食事ができないこともあります。

それが普通の生活です。

むしろ私が気になるのは、食べたその日よりもその次の日にどうするかです。

ダイエットって、毎日完璧にできるかどうかより、

できなかったあとに普通に戻れるか。

ここがすごく大事なんです。

「食べちゃった」から崩れていく

例えば土曜日。

友達とランチに行って、デザートまで食べた。

夜も家族で外食。

家に帰って、

「今日は食べすぎたな」

と思う。

ここまでは全然いいんです。

問題はここから。

「せっかくダイエットしてたのに」

「もう今日はいいや」

となって、家に帰ってからもお菓子を食べる。

次の日も、

「昨日食べたし、今週はもういいかな」

となる。

そして月曜日になって、

「今日からまたダイエットしよう」

となる。

これ、経験ありませんか?

実は体重が戻ってしまう原因って、1回の外食そのものより、そこから数日間生活が崩れてしまうことだったりします。

1回食べたくらいで、今までの努力はなくならない

ここは知っておいてほしいです。

外食した翌日に体重計に乗ったら、

「1kg増えてる!」

なんてこともあります。

そりゃ焦りますよね。

でも、そこで

「1kg太った」

と判断するのは早いです。

外食では普段より食事量が増えたり、塩分や炭水化物を多く取ったりします。

そうすると体内の水分量や胃腸の内容物などの影響で、一時的に体重が増えることがあります。

だから翌朝の数字だけを見て、

「全部台無しになった」

と思わなくて大丈夫です。

昨日まで続けてきた食事や運動が、1回の外食ですべてなくなるわけではありません。

一番やってほしくないのが「食べなかったことにする」

そして翌日。

体重が増えていると、やりたくなることがあります。

朝ごはんを抜く。

お昼も少なくする。

炭水化物を抜く。

運動をいつもより増やす。

つまり、

昨日食べた分を今日なかったことにしようとする。

気持ちはすごく分かります。

でも、私はあまりおすすめしません。

なぜかというと、食事を極端に減らせば当然お腹が空くからです。

朝を抜いて。

昼もサラダだけ。

夕方になる頃にはかなりお腹が空いている。

すると、

「ちょっとだけ」

と思ってお菓子を食べる。

夜も食欲が強くなる。

結局また食べすぎる。

そして、

「やっぱり私はダイエットできない」

となってしまう。

これでは、昨日の外食よりもその後の調整の方がダイエットを崩す原因になってしまいます。

食べすぎた翌日は「普通」でいい

じゃあ、どうすればいいの?

という話ですが、

難しいことはしなくて大丈夫です。

いつもの生活に戻してください。

朝ごはんを食べる。

お昼も食べる。

夜もいつも通り。

たんぱく質も取る。

主食も極端に抜かない。

水分も取る。

できれば少し歩く。

これで十分です。

昨日たくさん食べたからといって、今日罰を与えるような食事にする必要はありません。

昨日は昨日。

今日は今日です。

いつもの生活に戻して、また続ければいいんです。

ダイエットは「失敗しないゲーム」じゃない

私は、ここを勘違いしてほしくないなと思っています。

ダイエットって、

毎日決められた食事をして、

お菓子も食べず、

外食もしない。

それを3ヶ月完璧に続ける。

そんなゲームではありません。

実際の生活には、

飲み会もある。

旅行もある。

誕生日もある。

家族との外食もある。

仕事で疲れて何もしたくない日だってあります。

全部なくして痩せることはできるかもしれません。

でも、その生活をこの先ずっと続けられるでしょうか?

私は、そっちの方が大事だと思っています。

できなかった日の方が、実は練習になる

少し考え方を変えると、

外食した日。

お菓子を食べた日。

運動できなかった日。

こういう日は、

ダイエットに失敗した日ではありません。

むしろ、

「普通の生活にどう戻るか」を練習できる日です。

これは痩せたあとにも必要になります。

目標体重になったからといって、外食がなくなるわけではありません。

旅行にも行くでしょうし、ケーキだって食べると思います。

そのたびに、

食べる

焦る

食事を抜く

また食べる

を繰り返していたら、痩せたあとも体重を維持するのが大変になります。

でも、

食べる

次の日から普通に戻る

これができればどうでしょう。

外食も怖くない。

旅行も楽しめる。

好きなものを食べても必要以上に罪悪感を持たなくていい。

そして、体重が少し増えても慌てなくなる。

私は、こっちの方が長く続けられるダイエットだと思っています。

「できた日」だけ評価しなくていい

ダイエットをしていると、

「今日は完璧だった」

「今日はダメだった」

と、毎日自分に点数をつけたくなります。

でも、0点か100点かで考えなくていいんです。

朝はちゃんと食べられた。

昼は忙しくて適当になった。

夜は外食した。

じゃあ明日の朝からまたいつも通り。

それでいい。

1日崩れたくらいで、

それまで積み重ねてきたものまで0点にする必要はありません。

本当に大切なのは「戻れること」

ダイエットで大切なのは、

一度も崩れないことではありません。

崩れたときに、

自分で戻れることです。

これができるようになると、ダイエットはかなりラクになります。

「食べちゃダメ」

ではなく、

「食べても戻ればいい」

と思えるようになるからです。

そうすると、ダイエット中だけではなく、痩せたあとも同じ生活を続けられます。

まとめ|昨日より、今日どうするか

昨日食べすぎた。

運動できなかった。

甘いものを食べた。

別にいいんです。

大切なのは、

そのあとどうするか。

食べたことを後悔して、さらに食事を減らす必要はありません。

「もういいや」と全部やめる必要もありません。

次の食事から、また普通に戻せばいい。

私はダイエットって、

完璧にできる人が成功するものではなく、何度でも普通に戻れる人が最終的にうまくいくもの

だと思っています。

だから、

「また食べちゃった」

で終わらなくて大丈夫です。

「じゃあ、次からまたいつも通りにしよう」

それくらいでいいんです。

その考え方が身についてくると、

外食も。

旅行も。

好きなものも。

必要以上に怖がらなくてよくなります。

そして気づいたときには、

「ダイエットしている生活」ではなく、それが自分の普通の生活になっていきます。

それが、痩せたあとも戻らないために必要なことだと思っています。