太りやすくなる“間違ったダイエット”2選｜知らずにやってませんか？

「頑張っているのに痩せない」

「食べていないのに体重が落ちない」

「むしろ太りやすくなってきた気がする…」

もし今そう感じているなら、

もしかしたらあなたが選んでいるダイエットそのものが

太りやすい体質をつくっているかもしれません。

今回は、実際に多くの女性が“正しいと思ってやってしまっている”

太りやすくなるダイエットを、わかりやすくまとめました。

① 食事量を大幅に減らすダイエット（いきなり食べない）

最も多い失敗パターンがこれです。

「カロリーを減らせば痩せる」

これは間違いではありませんが、

減らしすぎると体は守ろうとして代謝を落とします。

つまり…

• 省エネモードに入る
• 脂肪を燃やしにくい体になる
• 痩せにくく、太りやすくなる
• 疲れやすくなる
• 甘いものが止まらない
• やつれたように痩せる

という悪循環が起きます。

体は常に“安全第一”。

急に食事を減らすと、生命維持のためにエネルギー消費を抑えるので

痩せるどころか、燃えない体になってしまうんです。

② 炭水化物を極端に抜くダイエット

これも多いです。

一番「簡単に痩せた気がする」ダイエットだからです。

でも、炭水化物を抜くほど体は確実に太りやすくなります。

• エネルギー不足
• 集中力低下
• 食欲が暴走
• 代謝が低下
• 筋肉が落ちる
• 回復力が落ちる
• 夜に強い空腹が来てドカ食い

さらに、炭水化物が足りないと、

体は筋肉を分解しながらエネルギーを作ろうとしはじめます。

筋肉が減ると代謝はさらに低下。

「食べていないのに痩せない」

「以前より太りやすくなった」

こう感じるのはこのためです。

**炭水化物は太る食べ物ではなく、代謝を回すための“燃料”**です。

抜けば抜くほど痩せない体になります。

◆ 太りやすいダイエットの共通点

どちらにも共通しているのは、

体を飢餓状態にすること。

この状態は見た目以上に深刻で、

• 代謝が落ちる
• 筋肉が減る
• 食欲が乱れる
• 回復力が落ちる
• 冷えやすくなる
• むくみやすくなる

こうした変化によって、

普通に食べただけでも太りやすい体になってしまいます。

◆ “食べない”ではなく“整えて食べる”が正解

太りにくい体をつくるために必要なのは、

何を抜くか ではなく

何が足りていないか を知ること。

多くの人が、炭水化物よりも

• たんぱく質
• ビタミン
• ミネラル

が不足しています。

ここが整うと、

驚くほど食欲がおさまり、脂肪も落ちやすくなります。

「食べたほうが痩せる」というのは

栄養が整った体だからこそ起こる現象です。

◆ まとめ｜太りやすくなるのは“あなたのせい”じゃない

あなたが太りやすくなってしまったのは、

努力が足りなかったからではありません。

ただ、

体が嫌がる方法を選んでしまっていただけ。

食べないダイエットや炭水化物抜きは、

短期的には痩せて見えますが、

長期的には太りやすさをつくります。

今日からは、

「減らす」ではなく「整える」食事へ。

あなたの体はちゃんと応えてくれます。

無理せず、長く続けられる形で変わっていきましょう。